Loricæ Plautæ
Parts of Plate Armour Plt Armour Point SIZ 6-10 SIZ 11-15 SIZ 16-20 SIZ 21-25
RL RL Ab Ch RA RA He Penny ENC Penny ENC Penny ENC Penny ENC
トンレット Tonlet 7 7 7         2400 p. 10.00 2880 p. 12.00 3360 p. 14.00 3840 p. 16.00
グリーヴ Greaves 8 8           2160 p. 8.00 2700 p. 10.00 3240 p. 12.00 3780 p. 14.00
フォールド Fauld     8         540 p. 2.00 675 p. 2.50 810 p. 3.00 945 p. 3.50
クィラス Cuirass       8       1080 p. 4.00 1350 p. 5.00 1620 p. 6.00 1890 p. 7.00
ブレストプレート Breastplate       4       540 p. 2.00 675 p. 2.50 810 p. 3.00 945 p. 3.50
ヴァンブレース Vambraces         4 4   540 p. 2.00 675 p. 2.50 810 p. 3.00 945 p. 3.50
レラブレース Rerebraces           4 4   540 p. 2.00 675 p. 2.50 810 p. 3.00 945 p. 3.50
ポルダーミッテン Poldermitten           4     270 p. 1.00 338 p. 1.25 405 p. 1.50 473 p. 1.75
マニフェル Manifer             4   270 p. 1.00 338 p. 1.25 405 p. 1.50 473 p. 1.75

Plate Armours : 金属加工技術の発達した中世後期以降は、鎧は仕立て屋や鍛冶屋ではなく、工房で造られ、あらゆる兵士に支給できるよう簡単な調節で誰でも着られるようになっている。このような鎧は既製服のように街中で売られており、概して安い(既成の場合、値段を半分にすること)。
このように金属加工技術が発達した時代においては、ガーメント、メイル、プレート以外の鎧は時代遅れであり、着用する者はいない。(だが、選択の幅を広げるためにパーツが細分されており、実質的に半分の AP 、価格、重さで防具が揃えられるようになっている。)
このように大量生産されるようになったプレートはもはや間接部を覆ったりはせず、そのような箇所はもっぱらメイルの防御に頼ることになる。この事実を反映して、攻撃者の効果的成功はプレートの AP を無視することにしても良い。(選択ルール)
プレートに対抗してウォーハンマーが使われるようになった史実は有名であり、「叩きつけて刺す」武器に対してプレートは物体のように AP に損傷を受けることにしても良い。(選択ルール)
 
Tonlet : 下半身を覆う鉄製のフープスカートで、鎧の上に着ける。当然、騎乗はできない。
Breastplate : クィラスの前面をブレストプレート、後面をバックプレートといい、重さや熱さの点からブレストプレートのみが用いられるのは一般的であった。バックプレートのみを用いる愚者はいないので略したが、データは同じで、前後面あわせればクィラスと成る。
GURPS ではこれを「前面の敵からの攻撃にのみ有効」という形で処理しているが、ちょっと考えると剣を振りかぶったときにも前面の敵に背面を見せるわけで、不自然である。私は単純に AP を半分にし、敵の攻撃がクリティカルだったときにとくに脊髄や腎臓などにダメージがいく方が良いと考える。
Armours for arms : レラブレースは上腕、ヴァンブレース、マニフェル、ポルダーミッテンは下腕を護る防具である。上腕部と下腕部の防具はそれぞれ同時に着けることが可能で、その際に腕部の AP は加算される。
マニフェルとポルダーミッテンはとくに騎乗用に造られた防具であり、この事実を反映して、レラブレースと利き腕下腕の防具はそれぞれ〈騎乗〉及び操作系技能に -10 の修正、この修正は加算される、ということにしても良い。(選択ルール)

Extremum Tabulam "Loricæ Plautæ"